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浅山 泰; 小井 衛; 宮地 紀子; 阿部 康弘
1999 ASME Pressure Vessels and Piping Conference, 391, p.55 - 60, 1999/00
今年中に取り纏められる「平成10年度版高速実証炉高温構造設計基準案」に適用するとともに,それ以降の大型FBR設計に反映することを目的として,新規開発材料である高速炉構造用SUS316(316FR)について,中性子照射効果評価法を提案した。まず,高速中性子(E0.1MeV)照射制限値を,350600の範囲で温度別に母材,溶接部について定めた。次に高速中性子照射制限値の範囲内で,熱中性子(E0.4eV)照射量に応じたクリープ強度低減係数およびクリープひずみ速度増倍係数を定めた。最後に,今後評価法を合理化する上での研究開発課題をまとめた。
浅山 泰; 古川 智弘; 吉田 英一
1999 ASME Pressure Vessels and Piping Conference, 391, p.61 - 66, 1999/00
今年度中に取り纏めが行われる「平成10年度版高速実証炉高温構造設計基準案」に適用するとともに,それ以降の大型FBR設計に反映することを目的として,新規開発材料である高速炉構造用SUS316(316FR)および改良9Cr-1Mo鋼について,ナトリウム環境効果評価法を提案した。まず,くされ代を,両材料ともBDSに定められたくされ代評価式で評価する。次に,炭素・窒素等の移行による強度低下については,316FRは従来のステンレス鋼同様にナトリウム中で強度低下を生じないことから強度補正係数は設けない。改良9Cr-1Mo鋼はフェライト鋼であっても,2 1/4Cr-1Mo鋼で観察されたような強度低下を生じないことから,強度補正係数は設けない。最後に極薄肉材については別途適切なくされ代等を設けることができるものとする。この評価法はフェライト鋼である改良9Cr-1Mo鋼に対して強度補正係数を設けない点で,BDSに対して合理化されている。